Kintone活用術 – コピーボタン偏

こんにちは。久々の更新で緊張してキーボードを打つ手が震えてます。

さて、今回は言わずとしれた社内管理システム、サイボウズさんのkintoneの活用について。

カスタムすればするほど本当に便利になる反面、人間は欲深いもので、標準機能では物足りなくなってきたりもします。

簡単にプラグインで実装しようとすると初期費用10万円、、、とか表示されて目ン玉飛び出たり。

弊社ではkintoneの修繕やカスタムをちょいちょいやらせていただいておりまして、なるべくお金をかけずにカスタムしていくご相談はとても多いです。

それもそのはず、kintone自体の利用料が非常にリーズナブルなので、そこと比較するとどうしても、、ね、、、となりますので当然の反応だと思ってます。だから、なんとかやれる方法は無いかなーと、解決策を模索します。

と、前置きはこれくらいにして、こんな事ありませんか?

“レコード内の文章がワンクリックでコピーできたらいいのに”

とあるお客様はイベント運営をされていて、一定の間隔で参加者へリマインドを送る業務を保有しています。

kintone内に「定型文管理」というアプリを設けていて、これを元に開催日時や会場などにすこーしだけ手を加えて配信をする運用でした。

そこで。本文をコピーして他の媒体に貼り付けるときに問題!でもないですがすこし煩わしい自体が発生。

こういうふうな作業をするときですね。

  • カーソル位置がずれる選択開始位置もずれ、うまく1文字目が選択できない(当たり前なんですが、これが急いでる時は煩わしいですね)
  • コピーした文章を別リソース(Wordとか)に貼り付けると謎の改行やスペースが発生

そもそもマウス動かして選択範囲を決めるという作業自体、数が増えれば負荷もそれなりですので、じゃあ一撃必殺でコピーできるようにしたいよね?という流れでコピーボタンを実装することに。

さてどうしたものか。試しに「kintone コピーボタン」なんて検索すると、別のアプリへのレコードコピーの記事ばかり出てきます。意外と需要が無いのか、プラグインは出てくる気配がありません。

となると、Javaです。こういったかゆいところに、、、てきな機能は割とJavaの実装で解決している場合が多く、先人たちが情報リリースしてくれていたりします。

というわけで、先人の知恵を借り、実装。

送信文コピーボタンを置き、クリックで対象の文章がコピーされました。

心配していた謎の改行やスペースもなく、転記が可能となりました。

一件落着です。コピーする対象を変更したり、複数コピーボタンを実装することもできそうです。

いかがでしたでしょうか?かゆいところに手が届くメンテナンス。積み重ねが大事ですね。

これは!と思いましたらぜひご連絡ください😃