>>>なんの為に日報を書くのかわかってない
どちらかといえば、会社側、管理側の怠惰が引き起こす現象です。
テレアポをする、交流会に参加する、商談をする→これ全て売上を上げるためです。誰でもわかります。従業員としては数字が見えるのでダイレクトに会社へアピールできる要素でもあります。
しかしです。社長さん、役員さん、管理職さん。入社されたスタッフさんへのオリエンテーションを思い出してください。
日報について、事細かく説明をした記憶はありますか?
「出勤したらタイムカードを押して、朝礼やって、業務を遂行し、最後に日報をアップして、、、これが一日の流れです」
「あとの業務はOJTでどんどん覚えていきましょう!」
だいたいこんな感じではないでしょうか?
もうお気づきですね。業務については先輩や上司にきっちり教えてもらえる。けれども、日報については「最後に書くもの」という形でインプットしてしまってます。
本来、朝礼でも終礼でも、日報に至るまで会社でやることにはすべて意味があります。やる理由があるのです。
何のために日報を書くのかわかっていない労働者はとても多く、その原因は「言ってくれにゃわからんよ」ということです。
一部の感の良い人間は言わずとも理解しますが、殆どはそうではありません。もしかしたら、「日報を書いてください」と要求しているにも関わらず、とりあえず必要だろう程度で日報を書かせている会社もあるでしょう。
なぜ日報を書くのか?会社としてはどんな情報がほしいのか?その日報を元に会社はどう活かしていくのか?だからあなたの素晴らしい日報がほしいんだ!と、しっかり納得してもらわなければいけないと、私は思います。
会社の想いや理想を共有し、理解してもらい、同じ方向を見据えて一緒に仕事ができるかどうか。
ここは日報に限らず、人を雇用して共に働く上で本当に重要なファクターだと思っています。
では、これを踏まえて日報の重要性を説く場合、どうやって説明しますか?
>>>最後に
なんとなく伝わったでしょうか?つまるところ、満足な報告を得られない原因は往々にして企業側にあります。
少なくとも弊社のお客様の中では、日報の重要性を重んじている会社様ほど、日報の質が高い傾向にあります。
日報の質でお困りの場合は、なぜ書くのか?どう書くのか?これをしっかり企業側が把握し、適切に伝えてあげることで大きな変化を得られるかもしれません。
伝えることは難しい、それでも日々伝え続けることできっと変化が生まれるはずです。是非ご参考になさってみてください。