多くの連携先を保有するNPO法人
端的なサービスの流れは
エンドユーザー→仲介管理社→当該法人というかたち。
エンドユーザーを自所で管轄するまでに、仲介管理とのやり取りを相当件数含みます。
続いてB案件。A案件とちょっと状況がちがうのが
- NPO法人であること
- Kintoneを通して情報開示をしつつ、やり取りもKintone上で行う
なんです。まずNPO法人であることはKintoneを利用するにあたって非常に有効なステータスとなります。なーんでか?
大規模なアカウント利用に対する優遇が存在するためです。

900ユーザーが年間9,900円で使えてしまうという価格破壊。
というか、自社で定めているものなので価格破壊ではないですが、とても社会貢献意識が高いですね、サイボウズ様。
仮に通常コースで900人がスタンダードコースを1年間使った場合は
1500円 ✕ 900ユーザー ✕ 12ヶ月 = 1620万円
という事で、なんそれ。という感じです。スーパー優遇です。
これからKintoneを導入する、もしくは導入しているNPO法人さんはまずこの認可を受けましょう。
さて、こうなってくるとユーザー数の増加でランニングコストが膨れ上がる心配なんてする必要がありません。
というわけで、こちらは
という正攻法で出陣です。NPOいいなーとか思いつつ、出陣です。
その分NPOさんはご苦労も多いですので当然っちゃ当然ですね。
というわけで、サクッと専用のアプリをできるだけシンプルに作成し、やり取りをできる環境を。

またまたすみません、塗りつぶしだらけですが。今回は学校さんとのやり取りの例です。データはもちろん、全部ダミーです。
このレコード詳細画面がえんのした高校さんの簡易的なマイページとなります。
なおかつ、メッセンジャーやLINE、メールや電話を介さずにここでやり取りを完結させることが目的とされている構成です。
イメージとしてはパートナー管理マスタに通信欄を付与した感じですね。
メールやメッセンジャーなど様々な媒体でやり取りをする事自体もストレスですし、ログも追いづらい。添付データをダウンロードしてドロップボックスに入れて管理して、、、なんてのもストレス。
今回の運用なら文面も添付データも対象者ごとに勝手にストックされるのでご機嫌です。
加えて更新ログもちゃーんと溜まるので、誰がいつどの項目を編集したかもエビデンスが残ります。
意図的に改ざんした編集は調べればすぐわかっちゃいますので、言った言わないもなくなりますね。
この運用を参考にする場合は
- 学校名など、編集されちゃ困るフィールドの編集制限をかけておく事
- 見られちゃまずいフィールドは非表示にしておく事
- レコードが更新されたら然るべき人に通知が行くように設定する事
このあたりをちゃーんとやってないと、大変な事になりまっせ。と。